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★★ 飛行兵 ★★ flugar, air services → 部隊一覧

  空軍は獨立しておらず、陸軍の兵科の一つです。海軍は獨自の航空隊を持っています。
  すべての航空部隊が1箇「飛行軍」にまとめられています。飛行軍は、戰略攻撃(重爆撃、護衛戰闘)、戰術攻撃(急降下爆撃、水平輕爆撃、觀測)、後方(輸送、捜索、救難)、防空(迎撃戰闘、高射砲兵、阻塞氣球)の機能を持ち、隷下に飛行師團以下の各團隊を持っています。他の地上軍にも、戰時には臨時編成の捜索飛行大隊を派遣します。
  飛行兵の歴史は古く、前世紀初頭の氣球部隊から始まり、軟式飛行船、硬式飛行船、飛行機と進化してきました。飛行船は現在も、後方飛行部隊の主力兵器です。
  編成は、空中勤務隊と、地上勤務隊(保安、信號、兵器)、他兵科よりの配属部隊(警備歩兵、野戰高射砲兵、土木工兵、輜重兵)に分れてゐます。
  外國軍は、操縦士は将校または下士ですが、レミニア軍には上等兵パイロットが澤山います。


飛行軍司令部1箇、飛行師團司令部2箇、飛行旅團6箇、混成襲撃飛行旅團司令部3箇
防空師團司令部4箇、防空旅團司令部13箇

驅逐: 混成襲撃飛行旅團混成飛行大隊6箇(驅逐中隊24箇)、防空師團飛行聯隊驅逐中隊26箇、嚮導飛行隊驅逐大隊驅逐中隊5箇
重驅逐: 戰略飛行管區飛行師團飛行聯隊6箇(重驅逐中隊36箇)、嚮導飛行隊驅逐大隊重驅逐中隊1箇
急降下爆撃: 混成襲撃飛行旅團混成飛行大隊6箇(急降下爆撃中隊24箇)、防空師團飛行聯隊急降下爆撃中隊26箇、嚮導飛行隊爆撃大隊急降下爆撃中隊4箇
水平爆撃: 混成襲撃飛行旅團混成飛行大隊水平爆撃中隊3箇、嚮導飛行隊爆撃大隊水平爆撃中隊1箇
重爆撃: 戰略飛行管區飛行聯隊10(重爆撃中隊60箇)、嚮導飛行隊爆撃大隊重爆撃中隊1箇
觀測: 混成襲撃飛行旅團混成飛行大隊觀測中隊3箇、防空師團飛行聯隊觀測中隊13箇、嚮導飛行隊觀測救難輸送大隊觀測中隊3箇
救難: 混成襲撃飛行旅團混成飛行大隊救難中隊3箇、防空師團飛行聯隊救難中隊13箇、嚮導飛行隊觀測救難輸送大隊救難中隊1箇
輸送: 混成襲撃飛行旅團混成飛行大隊3箇(輸送中隊9箇)、嚮導飛行隊觀測救難輸送大隊輸送中隊1箇
重輸送: 戰略飛行管區飛行聯隊1箇(重輸送中隊6箇)、嚮導飛行隊觀測救難輸送大隊重輸送中隊1箇 獨立混成發着場大隊20箇

檢閲總監部
  飛行兵監部
    飛行兵學校
      シュトナバーゾ嚮導飛行隊
        嚮導驅逐大隊
        嚮導爆撃大隊
        嚮導觀測救難輸送大隊
        嚮導飛行場大隊
  飛行軍
        獨立第1發着場大隊
        獨立第2發着場大隊
        獨立第3發着場大隊
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        獨立第16發着場大隊
        獨立第17發着場大隊
        獨立第18發着場大隊
        獨立第19發着場大隊
        獨立第20發着場大隊
    混成襲撃飛行第1旅團
        ツインドルフ混成飛行第2大隊
        ツインドルフ混成飛行第3大隊
        ツインドルフ混成飛行第4大隊
        ツインドルフ混成飛行第5大隊
        ツインドルフ混成飛行第6大隊
        ツインドルフ混成飛行第7大隊
        ツインドルフ混成飛行第8大隊
    混成襲撃飛行第2旅團
        シュトナバーゾ混成飛行第9大隊
        シュトナバーゾ混成飛行第10大隊
        シュトナバーゾ混成飛行第11大隊
        シュトナバーゾ混成飛行第12大隊
        シュトナバーゾ混成飛行第13大隊
        シュトナバーゾ混成飛行第14大隊
        シュトナバーゾ混成飛行第15大隊
    西比利亜混成襲撃飛行第3旅團
        混成飛行第20大隊
        混成飛行第21大隊
        混成飛行第22大隊
        混成飛行第23大隊
        混成飛行第24大隊
        混成飛行第25大隊
        混成飛行第26大隊
    防空第10旅團
      インク飛行第22聯隊
    ワイトニア獨立飛行隊
        エベナテーロ獨立混成飛行第1大隊
  飛行第1師團
    飛行第1旅團
      アエロプラッツ飛行第1聯隊
      アエロプラッツ飛行第2聯隊
    飛行第2旅團
      アエロプラッツ飛行第3聯隊
      コリント飛行第4聯隊
    飛行第3旅團
      アエロプラッツ飛行第5聯隊
      ブレイン飛行第6聯隊
  飛行第2師團
    飛行第4旅團
      ラウポボリータ飛行第7聯隊
      ラウポボリータ飛行第8聯隊
    飛行第5旅團
      ラウポボリータ飛行第9聯隊
      ラウポボリータ飛行第10聯隊
    飛行第6旅團
      ラデュア飛行第11聯隊
      ラデュア飛行第12聯隊
  防空第1師團
    防空第1旅團
      ルブラン飛行第13聯隊
    防空第2旅團
      ラデオン飛行第14聯隊
    防空第3旅團
      チャエロポリスタ飛行第15聯隊
  防空第2師團
    防空第4旅團
      シュタインオーフェン飛行第16聯隊
    防空第5旅團
      コーレンベルク飛行第17聯隊
    防空第6旅團
      ゴトビント飛行第18聯隊
  防空第3師團
    防空第7旅團
      フォートシアーズ飛行第19聯隊
    防空第8旅團
      ボアパレ飛行第20聯隊
    防空第9旅團
      シュロッス飛行第21聯隊
  防空第4師團
    防空第11旅團
      ノヴパペルニア飛行第23聯隊
    防空第12旅團
      ツインドルルブ飛行第24聯隊
    防空第13旅團
      クレンメ飛行第25聯隊


主兵器:
迎撃驅逐飛行機    702基 防空驅逐中隊14襲撃驅逐中隊12(驅逐中隊定數27基)
長距離護衛驅逐飛行機 495基 戰略長距離重驅逐聯隊3(聯隊定數165基)
急降下爆撃飛行機   960基 急降下爆撃大隊17急降下爆撃中隊1(大隊定數55基 中隊定數25基)
長距離重爆撃機    378基 重爆撃聯隊7(聯隊定數54基)
重輸送飛行機      252基 重輸送中隊7(中隊定數36基)
長距離重輸送飛行船     9臺 重飛行船中隊1(中隊定數9臺)
救難飛行船       135臺 救難中隊16(中隊定數9臺)
滑空艇         33基 滑空艇中隊1(中隊定數33基)

□重爆撃飛行兵 pez bombard flugar, heavy bombers

  四發重爆撃機に搭乗して戰略爆撃を行います。大編隊を組み、敵地の奥深く侵入して、都市・工業地帯・交通施設を爆撃・破壊します。敵戰闘機の迎撃は、上下左右前後に針鼠のように備え付けた機關銃で撃退します。對空射撃は、高々度飛行を保つ事により被彈を避けます。それでも生還率が低く、最も危險な兵種です。



  かっては飛行船による高高度静謐戰略爆撃を行う部隊がありました。しかし驅逐飛行機の上昇性能が向上し、有効な戰果を挙げる前に敵地上空で撃墜されてしまうので癈止され、爆撃飛行船は輸送・救難・哨戒に轉用されました。

歴史上の飛行船爆撃

↓渡洋侵入

↓敵首都晝間爆撃

↓都市薄暮爆撃

↓被彈炎上

↓空中爆發(高度上昇機能に優れた驅逐飛行機の迎撃に依り損害増大)

↓墜落

□輕爆撃飛行兵 et bombard flugar, light bombers

  双發輕爆撃機に搭乗して戰術爆撃を行います。水平精密爆撃は、命中精度が低く、陸軍では爆彈以外の物資や宣傳ビラ投下などに用いられています。

□急降下爆撃飛行兵 vertik bombard flugar, dive bombers

  單發爆撃機に搭乗して戰術爆撃を行います。近年、新たに發達した兵種で、對地爆撃の精度が良く、地上部隊の直接支援任務に缺かせません。砲兵の援護砲撃が届かない局面で、砲兵の代わりをします。また、海軍でも、艦船攻撃に有効であると認められ整備が進んでいます。急降下爆撃機は、その攻撃姿勢から「かいつぶり」の渾名で呼ばれます。

□重驅逐飛行兵 pez destruad flugar, heavy destroyers

  重戰闘機に搭乗して、爆撃機の護衛を行います。その長い航続距離を生かして、國境線・海岸線の哨戒・迎撃任務にも就きます。

□輕驅逐飛行兵 et destruad flugar, light destroyers

  輕戰闘機に搭乗して、強行偵察と敵機の驅逐を行います。特に敵戰闘機との格闘は、非常な技量を要します。中世の騎士さながらの空中戰闘は、飛行兵科の華です。

□重觀測飛行兵 pez observad fluar, heavy observers

  重觀測機に搭乗して、敵状の遠距離偵察を行い、寫眞を撮影します。長距離を飛行するので、敵機に捕捉されやすく、損耗率の高い危險な兵種です。

□輕觀測飛行兵 et observad flugar, light observers

  輕觀測機に搭乗して、敵状の近距離偵察・捜索・彈着觀測・聯絡輸送を行います。戰時には地上の軍司令部に捜索飛行隊を派遣し、情報参謀を乗せての敵状偵察、砲兵觀測将校を乗せての彈着觀測、司令官・幕僚の輸送、通信筒の投下、ビラの散布、などに從事します。この兵種の活躍によって、地上部隊は飛行兵の活躍を目の當たりにします。輕觀測機は小型で快速、離着陸距離が短く、平坦なところなら道路・野原など、どこにでも舞下ります。地上近くを飛行するので、敵の機關銃により撃墜されることも多く、輕爆彈と機關銃によって自衛します。

□輸送飛行兵 tranport flugar, tranporters

  大型硬式飛行船と大型輸送機に搭乗して、大量空中輸送を行います。また降下獵兵部隊のために滑空艇(グライダー)の操縦も行います。

□救難飛行兵 saveldangher flugar, rescuer

  輕觀測機・小型飛行船・氣球などに搭乗して、地上の遭難者を救助します。特に山嶽や湖沼など飛行機の近寄りがたい地形では、飛行船が活躍します。

《飛行兵の特徴》

飛行兵の花形は空中勤務者です。厳重な選抜と訓練を經るので貴重な人材として厚遇されます。上等兵であっても将校並の空中勤務手當が加給されます。半數程度が下士志願をし修練を積んで優秀な飛行機乗になります。除隊者は民間航空に迎えられ優遇されます。
地上勤務者も其れなりに除隊後の就職が有利であるから、飛行兵科は大變持て囃されます。然し一旦戰争になると其の損耗の激しさは甚大で、殊に驅逐機や爆撃機の乗員の生還率は一割程度です。

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